市街化調整区域での土地活用が難しい理由とは?活用方法も解説!

2023-07-11

市街化調整区域での土地活用が難しい理由とは?活用方法も解説!

土地を購入して土地活用を検討している方もいるでしょう。
ただ、その土地エリアによっては、土地活用がしにくいケースもあるので注意が必要です。
今回は、市街化調整区域において土地活用が難しいとされる理由や、活用方法について解説します。
土地の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

市街化調整区域での土地活用が難しい理由とは

市街化調整区域の土地活用は難しいと言われており、その理由としてはまず活用方法が限定される点が挙げられます。
開発を抑制して市街化を進めないのが市街化調整区域であることから、原則として建物を建設できません。
そのため、建物を必要としない土地活用を考えなければならず、用途が限定されてしまいます。
また、許可を得て建物の建設が可能になったとしても、多くの場合は市街地から離れたエリアや農地が広がるエリアとなります。
このため、立地の問題から利用者を確保できない可能性もあるでしょう。
ほかに、電気・ガス・水道などのインフラ環境が整っていないケースが多いのも、市街化調整区域の土地活用が難しい理由です。
さらに、利便性の向上よりも自然環境や景観の保護を優先するエリアであるため、病院や学校など生活に必要な施設がないケースも多くあります。
人が居住することを前提とされていないエリアなので、生活しづらい場所であることを念頭に活用方法を考えなければなりません。

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市街化調整区域での土地活用方法

市街化調整区域での土地活用では、建物を必要としない活用方法を考えるのがポイントです。
たとえば、土地を貸し出す定期借地や駐車場、ソーラーパネルの設置などは建物が必要ないので、市街化調整区域でも実施できます。
なお、建物の建設が不要であれば、建設費用などの初期投資を抑えられるメリットもあります。
ほかには、自治体から建築許可を受けたうえで活用をおこなうのも、ひとつの方法です。
周辺住人の生活に必要な建物や、地域産業上必要な建物であるなど、一定の要件を満たせば協議次第で建築が許可してもらえるかもしれません。
たとえば、高齢者施設や社会福祉施設、墓地・霊園などの施設は、需要やニーズを踏まえて自治体が必要だと判断すれば、建築許可が下りるケースもあります。
ただ、施設の建設には初期投資として高い費用が発生しやすいので、利回りなども考慮して慎重に検討する必要があります。

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市街化調整区域での土地活用方法

まとめ

以上、市街化調整区域の土地活用について解説しました。
市街化調整区域の土地活用は、建物を必要としない活用方法に限定されたり、インフラが整っていなかったりなどの理由で、難しいのが実情です。
ご紹介した活用方法を参考に、有効な土地活用を検討してみてはいかがでしょう。
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