2023-06-20
一戸建てなどの不動産購入の際には、やはり外壁は気になるものです。
以前はモルタル仕上げが外壁の主流でしたが、近年、サイディングがもっとも普及している外壁材です。
そこで今回は、コストが比較的安価で、耐久性が高いとされるサイディングの特徴や、使用する際のメリット・デメリットをご紹介します。
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サイディング、あるいはサイディングボートと呼ばれる仕上げ材は、1990年頃よりモルタルに代わって外壁仕上げの主流となりました。
モルタルとは、壁の表面を塗り固める施工方法であり、対してサイディングは、あらかじめ工場で成形されたパネルを外壁に貼り合わせる施工方法です。
そして、モルタルは水を使用する湿式工法、サイディングは水を使用しない乾式工法と分類されます。
また、サイディングには材質によって、窯業系・金属系・木質系・樹脂系の4種類があります。
4種類の中でも窯業系サイディングが主流であり、およそ80%の一戸建て住宅の外壁に使用されていると言われているのです。
一戸建て住宅の外壁へのサイディングの使用には以下のようなメリットが挙げられます。
●工事期間が短縮できる
●工事費用が安い
●デザインが豊富
●安定した品質
サイディングは建築の際の初期費用が安いだけではなく、デザイン性に優れていることも大きな魅力と言えるでしょう。
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サイディングはコストが安いうえに短い工期で施工が可能ですが、知っておくべきデメリットもあります。
メンテナンスに費用がかかる
一般的に使用される窯業系サイディングの耐用年数はおよそ40年であり、その間にも5年から10年程度の周期でメンテナンスが必要になります。
サイディングの隙間や目地を埋めるシーリングの再充填や表面の塗装などが主なメンテナンスの内容です。
メンテナンスに定期的なコストが発生することは、事前に知っておくべきデメリットの一つです。
熱を蓄積しやすい
窯業系サイディングの主要素材であるセメントは熱を吸収しやすい性質があるために、室温の上昇につながる場合があります。
断熱材の活用や断熱塗料の使用などにより室内温度の上昇を防ぐ工夫を検討しましょう。
窯業サイディング自体には防水機能がない
素材となるセメントには防水機能がないため、そのため、防水機能のある塗装をおこなう必要があります。
防水機能のある塗装のはがれなどがサイディングの劣化につながるので、定期的なメンテナンスが必要な原因の一つとなっています。
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サイディングは短い工事期間で施工できコストも安い外壁材です。
また、デザイン性も高く、現在では一戸建て住宅の外壁材の主流となっています。
ただし、定期的なメンテナンスや蓄熱性などのデメリットもあります。
不動産購入時に外壁材として検討する際には、メリットとデメリットをきちんと把握して選択しましょう。
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