2023-06-13
土地の購入を検討している際、土地探し中に「旗竿地」も見かけるでしょう。
旗竿地は一般的な土地の相場よりも安いので、魅力を感じる方もいるでしょうが、旗竿地には問題などないのでしょうか。
この記事では旗竿地を購入するメリットとデメリットをご紹介しますので、土地の購入時の参考にしてください。
「旗竿地」とはその名のとおり、空から見下ろすと旗のような形をしている不整形地です。
道路に面している部分が細長くなっており、そこを抜けると広い土地になっています。
もともとは正方形や長方形だった土地が、土地開発や相続などで複数の土地に分けられた結果、旗竿地になります。
とくに都市部でよく見られる形の土地で、多くの場合周辺の土地相場よりも安い金額で売られています。
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何度も述べてきましたが、旗竿地の大きなメリットはその価格の安さです。
旗竿地は長方形などのきれいな形をした土地よりも活用が難しく、利用価値が低いと判断されるためです。
また、旗竿地は道路よりも奥まったところに広い土地が広がっています。
そのため、道路に面している土地よりも静かな環境です。
一方でデメリットとしては、奥まった場所であるため風通しや日当たりが悪い傾向があります。
住居を建築する場合は、日当たりや風通しも考えて設計しなければなりません。
また、建設時には細長い土地の部分を通って資材を運ぶ必要があります。
そのため、一般的な建設費よりもコストが上がってしまうでしょう。
インフラ系の工事に関しても割高になる場合がありますので、覚えておいてください。
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メリットやデメリットを踏まえたうえで購入すると決めた場合、気をつけるべき注意点があります。
まずはその土地が建築基準を満たしているかを確認しなければなりません。
接している道路の幅などの接道条件を満たしていないと、土地を購入しても建物を建てられない場合もありえます。
また先ほども述べたように、ライフライン系が完備されているかも確認しましょう。
水道や電気などとおっていない場合、予算以上のお金が必要になる可能性があります。
なかには旗竿地の建設に対応していない工務店やハウスメーカーもありますので、住まいを建設予定の方は事前に確認しましょう。
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リノベーション物件を購入!購入するメリットや注意点をご紹介
旗竿地を購入するメリットやデメリット、購入した場合の注意点をご紹介しました。
旗竿地は安い価格で購入ができ、静かな環境に住まいを建てられます。
しかし、風通しの問題や余分にコストがかかる可能性など注意点がいくつかあります。
事前に家族と相談して購入に踏み切りましょう。
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