2023-05-30
新築物件よりも価格が安い中古物件は、建物によって見た目の印象や劣化の具合がそれぞれ異なるため、築年数だけを参考にして選ぶことはできません。
これから中古物件を購入しようと思っている場合、新築の家とは異なる中古ならではの探し方を知っておくと役に立ちます。
ここでは、中古住宅の探し方の基本やコツ、さらに意識したい注意点について解説しましょう。
中古住宅の探し方の基本としてもっとも大切なのは、自分が求める理想や条件をより具体的に思い描くことです。
建物のデザインや間取り、家の向きや日当たりなど、希望条件をどんどん書き出していき、優先順位をつけていきます。
条件のなかでもこれだけは叶えたいこだわりポイントを決めておき、妥協できる点も明確にしておくと物件を絞り込みやすくなります。
ネットやチラシ、情報誌などで理想に近い物件を複数探したら、実際に不動産会社に足を運び相談しましょう。
自分ひとりで決めるのではなく不動産会社の助言を受けながら決めていくのが、後悔しないための基本です。
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新築住宅とは違い、中古住宅を上手に探すためにはコツを知っておく必要があります。
ほしい住宅を先に決めてしまうと思いがけず高額になる場合があるので、いくらまでなら出せるか予算の上限を決めておくことが大切です。
自分の理想に合う物件が見つからなければ、リノベーションをするのもひとつのコツです。
リノベーションには決して安くない費用がかかりますが、安価な中古物件が見つけられれば、物件の費用とリノベーション費用を予算内に収めることもできます。
また、実際の生活をイメージしながら周辺環境をチェックすることも欠かせません。
学校や職場までのアクセスや商業施設の有無など利便性について確認しておくことは、後悔しないためのコツのひとつです。
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住宅ローンの条件として築年数の上限を定めている金融機関もあるため、ローンを利用して購入を検討している場合、築年数について確認しましょう。
また、購入後に修繕や設備の交換、リフォームが必要になる可能性もあるので、そのための費用も用意しておきます。
もうひとつの大切な注意点として、間取り図や築年数だけで判断せずに、内覧をして実際の家の様子を隅々までチェックすることが挙げられます。
大きな破損やシロアリ被害がないか確認しておき、気になる点は不動産会社や売主に相談することが大切です。
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