2023-04-18
中古マンションは新築より価格が安く流通量も多いので、マイホーム購入の選択肢に入れている方も多いでしょう。
一方で、中古マンションを購入して後悔したという声もあり、事前に気を付けるべきポイントを知っておきたいところです。
今回は、中古マンションの購入で、後悔しないためのトラブルと対策について解説します。
お金に関する後悔に、住宅ローン控除を利用するつもりが適用外だったと判明するというトラブルがあります。
中古マンションを購入して住宅ローン控除を受ける場合には、いくつかの条件を満たす必要があるため、事前の確認が重要です。
また、築年数の古いマンションを購入すると、大規模修繕に備えて修繕費の値上げが実施されたりする可能性があります。
購入後に負担にならないよう、契約前に管理費や修繕費の金額、今後の修繕計画などを確認しておけば安心です。
もし築浅の中古マンションを検討している場合は、資産価値の低下に気を付けたいところです。
マンションの資産価値は、築10年以内で10%前後、15年になると20%以上下がり、その後あまり変動しません。
そのため、いずれ売却することを検討しているなら築20年以上のマンションを購入することをおすすめします。
周辺環境に関してよくあるトラブルは、中古マンションの購入後、目の前に建物ができて日当たりが悪くなったというものです。
建物の用途が制限されている用途区域を確認し、用途地域の制限が緩い場合は将来大きなビルなどが建設される可能性があるので注意してください。
また、近所の騒音に悩まされるといった失敗談も少なくありません。
中古マンションは新築と違い入居以前から住民がいるので、異なる時間帯で何度か内見して雰囲気を確認するのがおすすめです。
そして、立地やアクセスについても、通勤・通学のしやすさの面で不便がないか判断することが重要です。
中古マンションのなかには、リフォーム・リノベーション不可物件のマンションもあります。
間取りから作り変えたいと考えていても、マンションの構造上制限があることも多いので注意が必要です。
こうしたトラブルを避けるためにも、リノベーションを検討している場合は購入前に専門業者に相談しておくことをおすすめします。
また、古い設備を交換したり大掛かりなリノベーションをおこなったりすることで、予算以上に費用がかかってしまったというケースも少なくありません。
金銭面の負担が大きくなりすぎないよう、事前に見積もりをしっかりとる、リフォームの条件や優先順位を決めておくなどの対策が有効です。
中古マンションは流通量が多く好みの物件を見つけやすいという特徴がありますが、リスクを把握しておかないと思いもよらないトラブルに見舞われてしまう可能性があります。
修繕費などマンション管理の状況や周辺環境などをしっかり確認し、十分に対策を練って購入準備をおこなうようにしましょう。
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