2023-04-18
空き家には誰も住んでいないため、建物の手入れはとくに必要ないイメージをよく持たれますが、実は定期的な手入れが欠かせません。
外壁塗装も必要な手入れのひとつであり、長期にわたって実施せずにいると思わぬトラブルにつながるため注意が必要です。
今回は、空き家の外壁を塗装しないとどうなるのか、外壁塗装の時期や、外壁塗装が必要な理由について解説します。
外壁塗装は建物の美観を保つのみならず、建物の劣化を防ぐためにも必要な手入れです。
最後に外壁塗装をしてから長い時間が経つと、雨風や紫外線を防いでいた外壁表面の塗膜がはがれます。
そのままの状態でさらに放置していると、外壁が雨風や紫外線でダメージを受け、劣化が早まってしまいます。
やがて外壁にひび割れなどが生じて雨水が侵入し、室内で雨漏りが起きる、しみ込んだ水で建物の構造体が傷むなどのトラブルが起きます。
建物の構造体は簡単に直せるものではないため、修繕で高額な費用もかかります。
空き家で外壁塗装をおこないたい時期は、外壁に現在使われている塗料の種類によって決まります。
アクリル樹脂系なら6~8年、フッ素樹脂系なら15~20年が寿命の目安です。
パネル状の外壁材、いわゆるサイディングで外壁を作っている場合は、5~10年を目途に手入れをおこないます。
このような時期の目安はあるものの、外壁の劣化が著しい場合は早めに外壁塗装を実施するのがおすすめです。
劣化が著しいかどうかは、いくつかの劣化現象から判断できます。
たとえば外壁の光沢が減ったり、外壁を触るとチョークの粉のようなものが付いたりする場合、劣化が進行している可能性があるため、早めの手入れをご検討ください。
外壁塗装が必要な理由は、外壁が劣化して雨漏りなどが起きるようになると、建物の構造が傷み、家の寿命が短くなることを防止するためです。
建物のあちこちが傷むと資産価値が下がり、空き家の活用も難しくなってきます。
さらに近年では、傷んだ空き家を放置していると特定空家に指定されて、固定資産税などの優遇措置が適用されなくなるリスクもあります。
このような事態を防ぎ、空き家を今後も有効に活用するためにも、外壁塗装の定期的な実施がおすすめです。
適切なタイミングで外壁塗装をおこなえば、建物の傷みや資産価値の下落を防げ、空き家を活用しやすくなります。
空き家で外壁塗装をせずにいると、やがて雨水が侵入し、建物の構造体が傷みます。
外壁塗装を実施したい時期は、外壁に現在使われている塗料の種類によって変わります。
雨漏りで建物の寿命が縮むなどの事態を避けるためにも、外壁塗装の実施をぜひご検討ください。
神戸市の不動産のことなら「株式会社IE'S」にお任せください。
売却・買取を得意とし、「一戸建て」「マンション」「土地」と幅広くご提案が可能です。
まずは、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓