2023-04-11
両親と離れて暮らしている方は、将来両親が住む実家をどうするか決めなければいけなくなることが多いです。
両親が生前に実家を処分しなかった場合、自分たちで実家じまいをしなければいけません。
今回は実家じまいをする理由や実家じまいをする前の事前準備、実家を処分する方法について解説します。
実家じまいとは、両親が住まなくなった実家の荷物を整理して土地・建物を処分することを指す言葉です。
とくに一戸建てとなると、荷物の整理や不動産の売却に手間がかかります。
多くの方が実家じまいを決断する理由は「両親が亡くなった」「高齢の親が施設に入ることになった」など住む方がいなくなり空き家になったことです。
そのほかに「両親が高齢になり広い家や庭の維持ができなくなった」「建物が老朽化してきたので実家を引き払って一緒に住むことにした」といった理由で実家じまいをする方もいらっしゃいます。
実家じまいは建物や土地を売却することになるので、事前に両親や親族としっかり話し合いをしなければなりません。
両親が生きていれば、まだ思い入れが残っている家を処分してしまうことに反対される可能性もあります。
建物の老朽化などの理由で処分するほうが合理的な場合もありますが、できるだけ両親に納得してもらってから処分するのが理想です。
両親が亡くなっている場合も、親族にしっかり了承を得てから売却するほうが後々トラブルにならずに済みます。
家に残っている財産のうち何を残し何を売るか決めておくことも、大切な準備です。
両親が急に亡くなった場合は遺品整理業者を呼ぶケースが多くなりますが、両親が生きているうちに実家じまいをする場合は財産の処分についてもよく話し合っておきましょう。
広い実家を引き払い住み替えるために実家じまいをする場合、引っ越し先を事前に決めておくことも大切です。
実家じまいをする際は、土地・建物の売却手続きを進めなければいけません。
建物が老朽化している場合、解体して更地にして売ったほうが有利になるケースがあります。
実家の状態によってどのように売るのが有利か大きく変わるので、実家じまいを計画している方は地元で信頼のおける不動産仲介業者に相談するのがおすすめです。
荷物の処分に関しても手間取りそうと感じるのであれば、遺品整理業者などに任せるのも良い方法です。
両親が実家に住んだまま高齢になってくると、どうしても実家じまいの問題に直面しなければいけない可能性が高くなります。
実家をどのように売却するか、実家を売却した後はどこに住んでもらうかなどを早めに考えておくことが大切です。
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