2023-03-28
マイホームを購入する際には、資金調達方法として住宅ローンを利用される方がほとんどです。
しかし、住宅ローンにもさまざまな種類があり、どれを選択すれば良いのかわからないことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、住宅ローンの種類・選択のポイント・ローンの金利について解説します。
住宅ローンには、大きく分けて民間融資・公的融資・協調融資の3種類があります。
1つ目の民間融資とは、民間の金融機関である銀行などが融資をおこなうもので、銀行以外にも生命保険会社や住宅ローン専門会社など扱う会社もさまざまです。
2つ目の公的融資とは、主に自治体が独自の融資制度を展開しているもので、自治体が主体となっておこなう自治体融資だけでなく、金融機関の利子を自治体が補給するものなどもあります。
勤務先で財形貯蓄をしている方は財形融資を利用できますが、こちらも公的融資の一種です。
3つ目の協調融資とは、フラット35などで知られる民間融資と公的融資の中間的存在のもので、住宅金融支援機構と銀行などが連携しておこなう融資です。
住宅ローンを選択するうえで大切なのは、安定して返済ができるかという点です。
一般的に、住宅ローンは年金生活に入る前の定年までに完済できるよう、スケジュールを組むことが望ましいとされています。
こうした返済期間のほかにも、金利タイプや返済方法などについても、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
とくに、借り入れ金の利息である金利については、トータルの返済額に大きく影響するため、慎重に選ぶ必要があります。
また、返済期間を短く設定すれば利息の負担を減らせますが毎月の支払いが増えますので、ライフプランにあわせて無理のない計画を立てることもポイントです。
住宅ローン選びでとくに重視したいのが、変動金利型・全期間固定金利型・固定期間選択型といった金利プランです。
1つ目の変動金利型は一定期間ごとに金利が変化するもので、低金利のうちは金利の支払いを抑えられるメリットがあるものの、将来的な金利上昇リスクには注意しなくてはなりません。
2つ目の全期間固定金利型は、20~35年にわたるローン返済期間において、金利が変わらないのが特徴です。
安定した金利で返済計画が立てやすい反面、そもそもの金利が高くなる傾向がある点がデメリットとなります。
3つ目の固定期間選択型は、当初固定金利型とも呼ばれ、一定期間だけ金利を固定する住宅ローンです。
こちらは変動金利型と全期間固定金利型を単純に合わせたものではなく、変動金利型とは違って金利上昇に伴う返済額に上限がない点に注意してください。
不動産購入時に利用する住宅ローンには、民間融資・公的融資・協調融資などの種類があります。
住宅ローン選びのポイントとなるのは、返済期間・金利・返済方法といった点で自分に合ったものを選ぶことです。
住宅ローンの金利プランもチェックして、無理のない住宅ローンを選んでください。
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