2023-03-21
一口に住宅ローンといっても、金融機関ごとに商品は異なり、また金利タイプもさまざまです。
家を購入したいと考えているものの、どの住宅ローンを選んだら良いのかがわからずに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、住宅ローンの種類や金利タイプの特徴、夫婦共有名義で組める住宅ローンについて解説します。
住宅購入時に利用できる融資には、公的機関による住宅ローン、民間金融機関による住宅ローン、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供しているフラット35の3種類があります。
公的住宅ローンはさらに企業で財形貯蓄をしている方が利用できる「財形住宅融資」、自治体がおこなっている「自治体融資」に分けられます。
民間住宅ローンは金融機関ごとにサービス内容や金利などが異なる点が特徴で、さまざまな商品を比較することで自分に合った住宅ローンを見つけられるでしょう。
一方、フラット35は最長で35年間金利が固定される住宅ローンで、返済計画が立てやすいメリットがあります。
住宅ローンの金利には、全期間固定型・変動型・固定期間選択型の3タイプがあります。
全期間固定型は借り入れ時から完済時まで金利が変わらない商品、変動型は市場金利に合わせて半年ごとに金利が見直されるローン、固定期間選択型は一定期間のみ金利が固定されるローンです。
また、返済方法も「元利均等返済」と「元金均等返済」の2種類がある点に注意が必要です。
元利均等返済は元金と利息を合わせた毎月の返済額が一定の返済方法で、返済が進むにつれて利息額が減少していく特徴があります。
元金均等返済は元金の返済が一定で、これに利息を足した金額を毎月返済していくしくみです。
返済当初は支払額が大きいものの、返済が進むにつれて返済額が減少していきます。
夫婦共有名義で組める住宅ローンには「連帯債務型」と「ペアローン型」があります。
連帯債務型は夫婦どちらかが住宅ローンを契約し、もう一方が連帯保証人となるものです。
夫婦の収入を合算して住宅ローンを組めるので借り入れ可能額を増やせるメリットがありますが、契約者しか団体信用生命保険には加入できません。
一方、ペアローン型は1つの住宅に対して夫婦がそれぞれ別の住宅ローンを組む方法です。
夫婦ともに住宅ローン控除を利用できるメリットはありますが、住宅ローン2本分の諸費用がかかる点はデメリットといえます。
住宅ローンには「公的住宅ローン」「民間住宅ローン」「フラット35」の3種類があり、金利タイプもさまざまです。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、住宅ローンを借りる際には事前にシミュレーションをおこない、毎月の返済額や返済総額を確認したうえで決めることをおすすめします。
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