不動産買取と仲介は何が違う？比較した際のメリット・デメリットをご紹介

不動産売却は不動産についてだけでなく、売却方法にも着目しなければなりません。
不動産の売却方法には買取と仲介があり、異なる特徴を持つことをご存じでしょうか。
そこで、ここでは不動産買取と仲介の違い、不動産買取のメリット・デメリットをご紹介します。
不動産売却をご検討中の方は、ぜひご確認ください。

不動産買取と仲介の違い

不動産買取とは不動産会社が買主となる方法で、売主は不動産会社に物件を売却します。
それに対し、仲介は不動産会社が仲介役となり、個人の買主に売却する方法です。
不動産会社は買取では買主となりますが、仲介においては買主を探す役割を担います。
つまり、買取と仲介は買主がそれぞれ異なるのです。
買主の違いは売却期間にも直結し、不動産会社が買主である買取は売却活動が要らない分、売却期間が短縮されます。
そのため、売却期間の長短も買取と仲介の違いのひとつです。

仲介と比較した際の不動産買取のメリット

不動産買取のメリットは、売却が短期間で完了することです。
条件さえまとまれば、最短1週間程度で不動産を現金化できます。
また、契約不適合責任（旧：瑕疵担保責任）が免除となるケースが多いことも、買取のメリットです。
売却した不動産に不具合が見つかった場合、一般的には売主がその責任を負わなくてはなりませんが、買取では買主が不動産会社であるため、ほとんどのケースで責任を問われません。
さらに、買取は売却活動をおこなわないため広告を出すこともなく、売却の事実が近隣の方に漏れにくくなります。

買取のメリットは「売却期間が短い」「契約不適合責任がない」「周囲に情報が洩れにくい」ことです。
買取は、不動産を早く手放したい方や秘密裏に売却したい方におすすめの方法だといえるでしょう。

仲介と比較した際の不動産買取のデメリット

買取価格が相場よりも安いケースが多いことが、買取のデメリットです。

具体的な割引額は状況によって異なりますが、一般的には相場価格の7～9割ほどになります。
2つ目のデメリットは、買取ができないケースがあることです。
不動産の状態や立地によっては買取を断られることがあるほか、そもそも買取をおこなっていない不動産会社もあります。
買取を希望する方は、まずは買取に対応している不動産会社を探してみましょう。
弊社は仲介・買取ともに対応していますので、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

不動産買取と仲介には違いがあり、期間を重視する方には買取、売却額を重視する方には仲介が向いています。
それぞれのメリット・デメリットを考慮し、ご自身に適した方法を選びましょう。
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