不動産を現金で一括購入するメリットとは？費用について解説！

マイホームを購入するとき、資金のある方は現金一括で購入しようか、ローンを利用しようか迷うかと思います。
その際、ローンを支払い続ける必要のない現金での一括購入に魅力を感じる方は多いのではないでしょうか。
そこで現金一括で不動産を購入するメリット、またその注意点とかかる費用をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

不動産を現金一括購入するメリット

住宅ローンを利用して不動産を購入すると、金利が生じるので、不動産の金額よりも多くのお金を支払うことになります。
しかし現金一括で購入すると、この金利の負担がなくなるため、その分のお金は他のことに使えるのです。

この金利の負担がない点が、現金一括購入の大きなメリットといえるでしょう。
さらに、保証会社に支払う保険料や、団体信用生命保険料などといった費用も不要というメリットもあります。

不動産を現金一括購入する際の注意点

不動産の現金一括購入のメリットには魅力がありますが、気を付けなければならない注意点もあります。

住宅ローン控除

住宅ローンを利用して不動産を購入すると、住宅ローン控除と呼ばれる控除制度が利用できます。
しかし現金一括購入をした場合は、この控除制度の適用外となってしまうのです。
控除が受けられないことにより、ローンを利用した場合と支払う金額の差が縮まります。

貯金

不動産の現金一括購入には多額の資金が必要となるため、貯金が大きく減ることが考えられます。
不測の事態に備えて、ある程度の資金は手元に残しておくと安心です。

不動産を現金一括購入するときにかかる費用

現金一括購入の場合でも、不動産の価格以外に諸費用が生じます。
まず、現金一括払いによる不動産の購入は、下記の流れでおこないます。

●購入申し込み
●売買契約
●物件の残代金の支払い・引き渡し

このように、現金一括払いで購入する流れはシンプルで用意する書類の数も少ないので、手続きの負担は軽いと言えるでしょう。
現金一括払いの際に生じる費用の1つ目は、仲介をおこなった不動産会社に対する仲介手数料です。
また2つ目に、売買契約書に収入印紙を貼る形で納める印紙税が挙げられます。
そして3つ目が売買契約の際に支払う手付金であり、引き渡し前に残代金を支払って決済となるのです。
この他にも、登記にかかる費用や、地鎮祭といった祭典にかかる費用などが発生する場合があります。

まとめ

マイホームを現金で一括購入すると、ローンで生じる金利が不要になるので、金銭的負担が軽減するメリットがあります。
もし、現金一括購入を迷っている方は、この記事でご紹介した注意点も併せて検討してみてください。
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